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2017年2月9日に原一探偵事務所・札幌支社を訪問取材した時のインタビュー記録です。
北海道における浮気調査や家出人捜索について、現場の探偵の生々しい話が読めます。
札幌オフィス到着
このサイトは昨年(2016年5月)に埼玉の本社で、札幌支社の幹部だったK氏に取材して立ち上げました。
しかし、今回は実際に北海道に飛んで札幌支社でインタビューしました。
S支社長がじきじきに、私が宿泊しているホテルまで迎えに来て、事務所に案内してくださいました。
建物は、JR札幌駅に近い、予備校なども入居している安心感・清潔感のあるビルです。
事務所では3人の若手役職者、そして6人ほどの若手探偵と2人の若い女性が出迎えてくれました。
【総出で迎えてくれた札幌支社の探偵たち】
若々しく、規律正しく、快活で、興信所にありがちな「淀んだ、やさぐれた雰囲気」はみじんもない。
S支社長はエネルギッシュな印象で、彼が飛ばすジョークにスタッフが笑う和やかな雰囲気がありました。
その一方で、若手は指示に対してテキパキと迅速に動き、非常に礼儀正しく、組織の士気の高さが感じられました。
興信所というと、探偵も女性の相談員・事務員も中高年で、ひとクセある、どんよりした雰囲気のオフィスを思い浮かべる人も多いでしょう。
【札幌支社の大水槽】
原一の本社では大水槽で熱帯魚が飼われており、各支社にも水槽がある様子。社長の好み?札幌支社の水槽は特大で、波立った相談者の心を落ち着かせるのは間違いない。
しかし、ここは煙草の臭いもせず、整理整頓され、熱帯魚と水草の大水槽まであって、人もオフィスも清冽な印象でした。
S支社長と3人の若手役職者(探偵)に対して行ったインタビューの内容をお届けします。
原一札幌支社の沿革について
私: 一介のサイト作成者を、こんな風に出迎えていただいてありがとうございます。若いスタッフが多いので驚きました。みんな礼儀正しいし、フットワークがいいし、なんか体育会的な感じがしますね。
S支社長: そうですか?ありがとうございます!
【ハライチ札幌支社長S氏】
プロの格闘技経験者とのことで、強そうで頼れる印象。しかし、人当たりはソフトで、部下にも高圧的なところはなく、ユーモアに富んでいる。
私: 昨年、本部でK部長に取材させていただいたのですが、ハライチさんの札幌支社ではS支社長がトップで、彼はナンバー2だったわけですか?
S支社長: そうです。彼と二人でこの事務所を立ち上げました。
私: たった二人で?ご苦労も多かったか、と。
S支社長: それはもう大変でした。まず、北海道の人は地元の人を信用する傾向があって、原一が全国大手だといってもなかなか選んでもらえなかった。今ではすっかり信用も確立されていますが、設立当初は仕事の確保も本当に大変だったんです。
私: K部長から調査技術においても本州と大きな違いがあると伺いました。
S支社長: そうです。特に積雪期は全く条件が違います。例えば、我々が蓄積してきた車両尾行の技術などがそのままでは通用しない。当初はそういうことを現場で初めて体験して、試行錯誤しながら対処法を編み出していったんです。
私: 人材確保の面でも苦労されたでしょう?
S支社長: その通りです。探偵が二人しかいない興信所に就職したい人がどこにいます?当初は募集してもなかなか来てもらえなかった。しかし、今ではいいメンツが揃ってきていて、特に若手役職者3人は非常に高いレベルに育ってきてくれています。
私: では、その3人にも入ってもらって、北海道の調査現場の話を伺っていきましょうか。
H次長・O係長・Sn係長: よろしくお願いします!!
【札幌支社の若手役職者】
左からH次長・O係長・Sn係長。礼儀正しいが、内に秘めたタフさが感じられる面々。